どうして今回は車の移動を選んだのかと言いますと、夫婦で伺うので交通費を少しでも安く抑えたいことと、現地でスタッフの方々の手を煩わせずに動けるようにということ、さらに音響機材の不足分を積んで行けるということでした。しかし今回は片道600キロの移動ということで、釜石の前後に宮城県内で宿泊をしたので、電車での移動に比べてそれほど安く上がったということにはなりませんでしたが、やはり夫婦で伺う場合は車のスタイルがベストだと思います。
さて8月後半の関東は気温が下がって、秋のような気候が続いていました。ですから釜石は長袖に一枚羽織る物も持っていかなければ風邪をひくなと思い、スーツケースにそれなりの着替えを詰め込んで行ったのですが、9月2日の日、宿泊していた一関から釜石へ向かう途中から日差しが差し込んできて、釜石へ着く頃にはさわやかな夏空が広がっていました。湿度が高くないので関東のような蒸し暑さはなく、子供の頃の夏を彷彿とするような「夏」が待っていてくれたのです。
最初の訪問地は尾崎白浜地区です。ここは釜石の南にある半島にある町、というよりは集落と言った方がよいところです。半島の入り口の国道45号線から20分ほど曲がりくねった山道を進むと尾崎白浜です。その少し手前にみごとな林があり、おもわず車を降りて写真を撮りました。
この林でしばらくの時間を過ごしながら、三陸の自然の豊かさと魅力が身体に染み込んでくるようでした。この魅力を強く感じられるのはきっと地元の方々ではなく、こうしてやってくる旅人に違いありません。支援活動として訪れるとどうしてもその活動に集中してしまい、そこにある宝物に気がつくことができないようにも思います。これからは三陸の豊かな宝を探すんだ、という気持ちも併せ持って活動をすることも必要だなと思います。三陸の魅力を発信することも大きなくくりでの支援となることに気づかせてくれたこの林に感謝をします。
尾崎白浜での様子は直後にFacebookに投稿した文章とシェアした「いっぽいっぽ岩手」さんの写真をこちらに紹介します。
Makoto Iwabuchiさんが一般社団法人 いっぽいっぽ岩手さんの写真をシェアしました。
この日の夕方からは恒例のウクレレ会です。私は年に数えるほどしか参加できませんので、実際は「いっぽいっぽ岩手」の代表であり私の活動をコーディネイトしてくださっている高橋和義先生が2週間に1度のペースで会を継続をしてくださっています。ウクレレ会に留まらず、私が初めて伺う場所で和気あいあいとした中で歌わせてもらえるのも、高橋先生をはじめ「いっぽいっぽ」のスタッフの皆さんの継続的な活動とそこから生まれた信頼のゆえです。
ウクレレ会の様子もFacebookからお借りします。
Makoto Iwabuchiさんが一般社団法人 いっぽいっぽ岩手さんの写真をシェアしました。
釜石での2日目は午前に山田、午後に釜石でのコンサートです。
Makoto Iwabuchiさんが一般社団法人 いっぽいっぽ岩手さんの写真をシェアしました。
岩渕まことさん、由美子さんコンサート。
今日の午前中は私たちの山田のカフェです。
今日の午前中は私たちの山田のカフェです。
今は横田めぐみさんのための歌、「コスモスのように」を歌っておられます。
心に染み込んで涙がでてきます。
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